母が食べながら、
「このパン、おいしいのよ。」
と言うので、
「何パン?」
と尋ねたら、
「ほら、パンに卵と牛乳をつけて焼いた…何と言ったかしら?」
「あー、フレンチトーストね。」
「違うわよ!
フレンチトーストっていうのはね…」
母がフレンチトーストの説明を始めようとした時、父が割って入りました。
「店にはフレンチトーストって書いてあったぞ。」
……母の勘違いでした……
ホッ。
あれがフレンチトーストじゃあなかったら、どーしようと思った。
私の中の常識がグラリと揺らいだ瞬間でした。
楽しいランチタイムは続き、何かの話の流れで、姉妹都市の話になりました。
父が
「オランダのティルブルグ市…」
と話し始めたら、母が割って入りました。
「違うわよ!
チェルノブイリよ。」
いや…
チェルノブイリはロシアの都市ですから。
原発事故が起きた都市ですから。
……母の勘違いでした……
もしもオランダにもチェルノブイリという都市があるのなら、
『風評被害を防ぐために都市名を変更した方がいいのでは?』
という手紙を市長宛てに送ろうかと一瞬悩んでしまいました。
ホント、楽しいランチタイムでした。
いろんな意味で、お腹いっぱい‼
PS.
母の『自信をもって間違える』あの姿、なんか自分に重なるんだよなぁ。
遺伝って怖い。
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