2011年9月13日火曜日

息子の反抗~水分拒否

私を凹ませたリオの反抗その2は『水分拒否』。

うちの冷蔵庫には、飲みかけの水のペットボトルが放置されていることがある。
誰かが途中まで飲んで冷蔵庫に入れ、持ち主不明になって、結局捨てる羽目になる。

2週間前の日曜日、この件について夫が怒った。
ドリとリオを呼んで、
  「もったいない!」
と・・・。
おっしゃる通り。

ドリはすかさず、
  「私はボトルに名前を書いているから大丈夫!」
と言った。

    へぇー、意外とやるじゃん。
    寮で身に付けた知恵かしら。

リオは、
  「わかったよ、飲まなければいいんでしょ?!
   もう何も飲まないッ!!」
と言った。

  なんで、そうゆう話になっちゃうのかなぁ・・・。
  飲むなと言っているのではなく、ドリみたいに名前を書いて、
  最後まで飲み切れと言っているだけなのに。
  ちーと話がズレてませんか?


さーて、ここからが大変!
飲まないと言い出したら最後、絶対飲まないのがリオだ。
夫が
  「誰も飲むなとはいっていない。
   最後まで飲みきれといっているだけだ。」
という話をしたのだけれど、通じない。
  「水飲まないと死んじゃうんだよ。」
と話しても、
  「そのくらい知っているッ!」
と言う。

さすがの夫もなす術がなく、
  「どうする?」
と私に振ってきた。

どうすると言われてもねぇ・・・。
だいたい、リオの『頑固、偏屈、天邪鬼』な性格は、夫譲り。
ええ、父と息子、本当によく似ているんです。
ってことは、どうしたらいいかは夫が一番わかるはず。
『自分ならどんな風に言われれば納得するか』考えてくださいな。

その後、意固地になったリオを残し、夫はゴルフへ。

夫がいなくなっても、リオは水分補給を完全に拒否。
私は
  「飲め~!」
  「飲んで~!」
  「飲んでください!」
と言い続けたんだけど、だめ。

一滴の水分も取らぬまま、日曜日は終わりました。
(ゴハンは食べてたから、汁物とかから多少の水分は取れていたと思うけど)


明けて月曜日。
朝ゴハンのとき大好物のオレンジジュースを出したんだけど、完全無視。
毎日学校に持っていく水のペットボトルも持たずに登校。
(私は何度も「持っていきなさい」と言ったのに)

  このままでは脱水症状で倒れてしまう。
  学校で水道水でも飲んでくれればいいけれど・・・。
  心配。
  『人間は水を飲まなくても3日間は生き延びることができる』
  と聞いたことがある。
  涼しいし、今日一日なら何とかもつかなぁ。

午後4時無事(!)帰宅。
・・・ホッ・・・
以下、私とリオの会話。
  「学校で、水、飲んだ?」、
  「飲んでない。」
  「のど渇かない?」
  「乾かないわけないでしょ。」
  「だったら、意地を張らないで飲めばいいじゃん。」
  「平気。」
困ったものだ。

でも、心配する一方で、
  『いよいよ我慢ができなくなれば、リオはきっと飲む!』
そんな気がしていた。

かくして、その時はやってきた。
リオが冷蔵庫からジンジャーエールを取り出して、こう言った、
  「水は飲まないと言ったけど、
   ジンジャーエールを飲まないとは言っていないから。」

   うんうん、そーだね。
   なんでもいいから、とにかく水分をとっておくれ。

それから・・・
ジンジャーエール、オレンジジュース、カルピス・・・
飲むは飲むは・・・。
相当、喉が渇いていたようです。
マジ危なかったかも。


2週間たった今も、水のペットボトルには手を出しません。
私としては、甘い飲み物ではなくて『水』を飲んで欲しいんだけど。
水を飲めるようになるまでには、もう少し時間が必要みたいです。
なにせ頑固なもので・・・。

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