私を凹ませたリオの反抗その2は『水分拒否』。
うちの冷蔵庫には、飲みかけの水のペットボトルが放置されていることがある。
誰かが途中まで飲んで冷蔵庫に入れ、持ち主不明になって、結局捨てる羽目になる。
2週間前の日曜日、この件について夫が怒った。
ドリとリオを呼んで、
「もったいない!」
と・・・。
おっしゃる通り。
ドリはすかさず、
「私はボトルに名前を書いているから大丈夫!」
と言った。
へぇー、意外とやるじゃん。
寮で身に付けた知恵かしら。
リオは、
「わかったよ、飲まなければいいんでしょ?!
もう何も飲まないッ!!」
と言った。
なんで、そうゆう話になっちゃうのかなぁ・・・。
飲むなと言っているのではなく、ドリみたいに名前を書いて、
最後まで飲み切れと言っているだけなのに。
ちーと話がズレてませんか?
さーて、ここからが大変!
飲まないと言い出したら最後、絶対飲まないのがリオだ。
夫が
「誰も飲むなとはいっていない。
最後まで飲みきれといっているだけだ。」
という話をしたのだけれど、通じない。
「水飲まないと死んじゃうんだよ。」
と話しても、
「そのくらい知っているッ!」
と言う。
さすがの夫もなす術がなく、
「どうする?」
と私に振ってきた。
どうすると言われてもねぇ・・・。
だいたい、リオの『頑固、偏屈、天邪鬼』な性格は、夫譲り。
ええ、父と息子、本当によく似ているんです。
ってことは、どうしたらいいかは夫が一番わかるはず。
『自分ならどんな風に言われれば納得するか』考えてくださいな。
その後、意固地になったリオを残し、夫はゴルフへ。
夫がいなくなっても、リオは水分補給を完全に拒否。
私は
「飲め~!」
「飲んで~!」
「飲んでください!」
と言い続けたんだけど、だめ。
一滴の水分も取らぬまま、日曜日は終わりました。
(ゴハンは食べてたから、汁物とかから多少の水分は取れていたと思うけど)
明けて月曜日。
朝ゴハンのとき大好物のオレンジジュースを出したんだけど、完全無視。
毎日学校に持っていく水のペットボトルも持たずに登校。
(私は何度も「持っていきなさい」と言ったのに)
このままでは脱水症状で倒れてしまう。
学校で水道水でも飲んでくれればいいけれど・・・。
心配。
『人間は水を飲まなくても3日間は生き延びることができる』
と聞いたことがある。
涼しいし、今日一日なら何とかもつかなぁ。
午後4時無事(!)帰宅。
・・・ホッ・・・
以下、私とリオの会話。
「学校で、水、飲んだ?」、
「飲んでない。」
「のど渇かない?」
「乾かないわけないでしょ。」
「だったら、意地を張らないで飲めばいいじゃん。」
「平気。」
困ったものだ。
でも、心配する一方で、
『いよいよ我慢ができなくなれば、リオはきっと飲む!』
そんな気がしていた。
かくして、その時はやってきた。
リオが冷蔵庫からジンジャーエールを取り出して、こう言った、
「水は飲まないと言ったけど、
ジンジャーエールを飲まないとは言っていないから。」
うんうん、そーだね。
なんでもいいから、とにかく水分をとっておくれ。
それから・・・
ジンジャーエール、オレンジジュース、カルピス・・・
飲むは飲むは・・・。
相当、喉が渇いていたようです。
マジ危なかったかも。
2週間たった今も、水のペットボトルには手を出しません。
私としては、甘い飲み物ではなくて『水』を飲んで欲しいんだけど。
水を飲めるようになるまでには、もう少し時間が必要みたいです。
なにせ頑固なもので・・・。
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