2010年2月17日水曜日

オリンピックと数学

先週はオリンピック直前ということで、Middle Schoolの数学の宿題でこんな課題が出された。
(下記は一部抜粋です)

① 古代オリンピックと近代オリンピックの
   共通点と相違点を調べなさい。
数学というより社会の課題に近いような気がするが・・・。
これをベン図にまとめるので、数学における『集合』の勉強と言えなくもない。

② これまでに行われたオリンピックの
   開催国、男女別参加人数を調べなさい。

数学というより社会の課題に近いような気がするが・・・。
これを表にまとめグラフを作成するので、数学における『グラフ』の勉強と言える。
と思いきや、グラフは表計算ソフト(Excel)を使って仕上げるという。
グラフっていうのは目盛りに注意しながら地道にチマチマ自分で書いてこそ数学の勉強となる。
表計算ソフトを使って仕上げるなら、パソコンの勉強じゃあないか。


ホットな話題を教材として利用するのは、すごーく良いと思う。
ただ今回に限って言えば、ちと無理があるかなぁ・・・。
何度も言うようですが、『数学』なので。


そうそう、最後の問題はこんなのだった。
バンクーバーについての質問を一つ書きなさい。

リオはこうゆう問題が苦手。
何でもいいから疑問に思うことをテキトーに書けばいいのに、いいアイデアが浮かばないと言ってはトコトン悩む。
30分近く悶々とした末、
  「ねぇ、何かいい質問ない?」
と振ってきた。
仕方がないから答えてあげる、
  「『日本人選手は何個メダルを取れるでしょうか?』
   というのは、どう?」
リオは気に入らない様子だったけど、これ以上自分で考えるのも面倒だったとみえて、
  「ま、いいか・・・」
と言いながら、プリントに書き込んでいた。

後でそーっとプリントを見たら、
   
アメリカ人選手は何個メダルを取れるでしょうか?』
と小さな変更がなされていた。

それなりに気を使っているらしい。

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