2010年2月25日木曜日

銀行のATM

日本の銀行のATMで¥24000引き出すと、一万円札2枚と千円札4枚が出てくる。

アメリカのCHASE銀行のATMで$240引き出すと、20ドル札12枚が出てくる。
アメリカには100ドル札という立派な紙幣があるんだから、100ドル札2枚と20ドル札2枚を出してくれればいいのに、出てくるのは20ドル札ばかり。

CHASE銀行のATMを利用している限り、100ドル札にお目にかかるチャンスはないのか?
なんとか銀行のATMから100ドル札を吐き出させる方法はないのか?

なぁーんて話をしたら、Sさんが言った、
  「いっぱい引き出せば、いいんじゃない?」
おおおッ! Good idea!!
それは上手くいきそうな気がする。

早速、やってみました、$500の引き出し!
結果は・・・ダメでした。
ATMが吐き出したのは、20ドル札25枚。
期待が大きかっただけに落胆も大きく、
  「なんで20ドル札ばかりを出すんだい?
   そういうのを『バカの一つ覚え』って言うんだよ。
   悔しかったら100ドル札を出してみなさいよ!
   100ドル札なら、たった5枚で済むんだよ。
   少しは頭を使ったらどうなのさ。」
と、機械に向かって悪態をついた。

$500がダメなら、次は$1000で試してみようか・・・。
それとも、他の場所(マンハッタンとか)のATMで試してみようか・・・。
それとも、他の銀行(City Bankとか)のATMでためしてみようか・・・。

なんとしても、意地でも、ATMから100ドル札が出てくるところを見たいワタシ。

25枚もお札が来たおかげで、お財布はパンパン。
これでお財布が壊れたら、どーしてくれるのさッ?!

2010年2月24日水曜日

今日も雨

昨日、
  「明日から頑張る!」
と言ったのに・・・今日も雨。
玄関で立ち尽くす一人と一匹。
今日もまた散歩に行けないじゃないか。

(((日頃の行いが悪いのは誰なんだ?)))
私はジロリとブウを見る。
ブウもジロリと私を見る。
お互いに
  「オマエだ!」
と、目が訴えていた。

ブウがハムスターならよかったのに・・・。
ハムスターなら一人で勝手に(しかも楽しそうに!)クルクル回る輪の中で、疲れ果てるまで運動してくれるだろう。
もしも、あのクルクル回る輪の特大版があったとしたら、ブウは一人で遊ぶだろうか?
遊ばないだろうなぁ。 
ゆりかごと勘違いして、輪の中でゆらゆら揺られながら昼寝をするのがオチだと思う。

馬の鼻先にニンジン、ブウの鼻先に今川焼き。
目の前に今川焼きを吊るしたら・・・たぶん走る。
が、それも長くは続かない。
変に頭のいいところがあるから、『やっても無駄!』と見切りをつけるのも早いはずだ。

やはり、ブウのダイエットには散歩しかない。
ふと気になって天気予報を調べてみると、明日も明後日も雪マーク。
・・・うそ・・・
ここまで出鼻を挫かれ続けると、鼻がなくなる。
もとい、やる気がなくなる。

2010年2月23日火曜日

太った

毎日毎日ゴロゴロしていたら、コロコロになった。

明らかに、ブウは大きく成長した(太った)。
これが人間なら、
  あんなグウタラな生活していたら、太るのは当たり前!
  因果応報、自業自得、カルマの法則!
と冷たく言い放って片付けるのだが・・・犬の場合はそうもいかない。
犬が太るのは飼い主の責任。
理由はわかっている。
寒くなってからというもの、極端に散歩量が減ったのだ。
  氷点下の中、散歩なんてしたら身体に悪いから・・・、
  歩道に雪が残っていて危ないから・・・、
  道路が濡れているから・・・、
  時間がないから・・・、
ありとあらゆる理由をこじつけては、早々に散歩を切り上げていた私。
その結果、運動不足になり、ブウはコロコロに太った。

   m(_ _)m ゴメン m(_ _)m


謝って済むなら警察はいらない。
反省の気持ちを態度で示さなければ!
という訳で、私は必死でブウのダイエット大作戦を練り上げてあげた。

  作戦その1 おやつは控えめに。
  作戦その2 毎日最低30分歩くこと。

思い立ったが吉日、
  「ブウ! 散歩に行くよッ!!」
掛け声も勇ましく、勢い良くドアを開けたら・・・外は雨
それもただの雨じゃあない。
氷雨・・・ (-_-;) タラッ・・・。
呆然と玄関に立ち尽くす一人と一匹。
そして、どちらかが言い出すわけでもなく、阿吽(アウン)の呼吸で散歩中止を決断した。

明日から頑張るワン!

2010年2月22日月曜日

ブウの居場所

ブウは大抵私の目の届く範囲にいる。
逆に言えば、ブウは大抵私の一挙手一投足をジーッと監視しており、
隙あらば・・・、
  抱っこしてもらおう
  遊んでもらおう
と目論んでいる。

でも、ときどき私の視界から消える。
そんな時、ブウは何をしているか?

ヒーターの真ん前で寝ている。
布団に包まって寝ている。
陽だまりの中で寝ている。

その時点で一番暖かい場所を選んでグウグウ昼寝(朝寝、夕寝の場合もあり)している。
なんてシアワセなヤツ・・・
生まれ変わったら、ブウになりたい。

2010年2月18日木曜日

うちの前はスキー場?!

うちの真ん前は道路。
道路の向こうは斜面。
斜面の下は野球場。

道路と野球場に挟まれた全長15mほどの斜面は、知る人ぞ知るそり遊びスポット。
雪が降った翌日は、そりを持った子供たちが三々五々やってきて(親が車で連れてくる)、キャーキャー言いながら滑っている。
だいたいが小学校低学年以下の子供たち。
そりに乗って滑り降りる姿もかわいいけど、そりを引きながら坂をエッチラオッチラ上ってくる姿が何とも愛らしい。
  『うちの子にもあんなカワイイ時代があったなぁ』
なんてシミジミ想い、ニタニタしながら見学することも、しばしば。
(↑ 怪しいオバハンだなぁ ^^; )

ところが、今日、ふと窓外に目をやると・・・、
図体の大きな青年3人が斜面のところでたむろしている。
  『おやっ、珍しい!
   あんなに大きい子でもそりで遊ぶんだ。』
と驚きつつ、よくよく観察してみたら、彼らがやっているのはスノーボード
およよ (@_@")。
うちの前の斜面は、小さい子がそり遊びをするにはちょうど良い傾斜と長さだけれど、スノーボードをするには物足りないような・・・。
もちろん、リフトなんて気の利いたものもないし。
まっ、本人たちが楽しいなら、何の文句もありません。
ただ、ちょっとビックリしただけです。

《そり遊びスポット》
Western Greenwich Center Center Park
449 Pemberwick Road, Greenwich, CT

2010年2月17日水曜日

オリンピックと数学

先週はオリンピック直前ということで、Middle Schoolの数学の宿題でこんな課題が出された。
(下記は一部抜粋です)

① 古代オリンピックと近代オリンピックの
   共通点と相違点を調べなさい。
数学というより社会の課題に近いような気がするが・・・。
これをベン図にまとめるので、数学における『集合』の勉強と言えなくもない。

② これまでに行われたオリンピックの
   開催国、男女別参加人数を調べなさい。

数学というより社会の課題に近いような気がするが・・・。
これを表にまとめグラフを作成するので、数学における『グラフ』の勉強と言える。
と思いきや、グラフは表計算ソフト(Excel)を使って仕上げるという。
グラフっていうのは目盛りに注意しながら地道にチマチマ自分で書いてこそ数学の勉強となる。
表計算ソフトを使って仕上げるなら、パソコンの勉強じゃあないか。


ホットな話題を教材として利用するのは、すごーく良いと思う。
ただ今回に限って言えば、ちと無理があるかなぁ・・・。
何度も言うようですが、『数学』なので。


そうそう、最後の問題はこんなのだった。
バンクーバーについての質問を一つ書きなさい。

リオはこうゆう問題が苦手。
何でもいいから疑問に思うことをテキトーに書けばいいのに、いいアイデアが浮かばないと言ってはトコトン悩む。
30分近く悶々とした末、
  「ねぇ、何かいい質問ない?」
と振ってきた。
仕方がないから答えてあげる、
  「『日本人選手は何個メダルを取れるでしょうか?』
   というのは、どう?」
リオは気に入らない様子だったけど、これ以上自分で考えるのも面倒だったとみえて、
  「ま、いいか・・・」
と言いながら、プリントに書き込んでいた。

後でそーっとプリントを見たら、
   
アメリカ人選手は何個メダルを取れるでしょうか?』
と小さな変更がなされていた。

それなりに気を使っているらしい。

2010年2月16日火曜日

消えたガラスープ

私は長年、この鶏ガラスープの素を愛用している。
中華スープを作るときはもちろん、チャーハン、野菜炒め、八宝菜・・・ありとあらゆるものにパパッと振りかける。
風味が増して美味しくなるんだよね。

ところが、この重宝なスープの素が日系スーパーから姿を消した。
近場のスーパー大道に行ったら無い。
いつも置いてある棚は、もぬけの殻。
遠出してニュージャージー州のMITSUWAに行っても無い。
もう一度、大道に行って店員さんに聞いてみたら、
  「輸入禁止になりました。」
とのこと。
法律が変わらない限り、店頭に並ぶことはないらしい。

がーーーん。

当分、中華スープは作れません。
野菜炒め等々の味は落ちると思います。

今年の夏、日本に帰省する予定だから、そのとき密輸を試みてみようかなぁ。
バレたら、どうなるんだろう?

2010年2月15日月曜日

Winter Recess 冬休み

Middle Schoolは、またまたお休みです。
今週一週間、冬休み。
  こんなに休みばかりでいいのだろうか?
と、休みのたびに思う。

Middle Schoolは休みだけれど、夫の会社は通常通り、ドリのHigh Schoolも通常通りだから、旅行にも行けないし・・・今回もまた、引きこもり休暇になりそう。

今回の休暇中、リオにはやるべき事がある。
溜めに溜め込み今や死蔵品寸前の『進研ゼミ』。
これをこの休み中に仕上げてしまおう!と話し合い、合意したはずなのだが・・・。
朝からゲームで遊んでいる。

ギロッと睨み、
  「ねぇ・・・」
と声を掛けると、
  「わかっている、わかっている。」
と答える。
『ねぇ』だけで通じるのだから、たいしたものだ。

さらに私が二の句を継ぐ前に、
  「午後からやるから。
   午後からやるつもりだから。
   午後からやりたいとは思っているから。
   午後からやれればいいなと思っているから。」
と言う。

言葉を重ねる毎に雲行きが怪しくなるのは何故だ?!

誤魔化されないぞ。
今回はきっちり勉強してもらいまっせ!!
もうすぐ中学2年生になるんだからね。

2010年2月14日日曜日

バイアスロン

バンクーバーオリンピックが始まった。
オリンピックフリークの夫は、日長一日、テレビの前に座り込みオリンピック中継を見ている。
私はといえば、たまーにチラッと見る程度。
リオはといえば、ほとんど見ない。

この間、チラッとテレビに目をやると、こんなのをやっていたので、
  「バイアスロンを見てるの?」
と夫に声を掛けたら、夫がえらく驚いた。
  「アナタがバイアスロンなんて名前を
   知っているとは思わなかった。
   あぁー、ホントにびっくりした。」
と言う。

失礼だ。
いくら私だって、その程度のことは知っている。

さらに追い討ちをかけるように、
  「それじゃあ、トライアスロンは知っている?」
と聞いてくる。

無礼だ。
それは常識と言うものだろう。
私はトライアスロンの種目の順番だって知っている。
  『スイム→バイク→ラン』

なめるでないぞ!!

2010年2月12日金曜日

Soup Day スープの日

今週の木曜日、Middle SchoolでSoup Dayというイベントがあった。
日頃お世話になっている先生方に、感謝を込めてスープをご馳走する会。
  Super teacherにsoupを!
って事なんだって。
スーパーの出だし[su:p]という発音とスープの[su:p]という発音で韻を踏んでいる。

《スープの正しい持ち込み方》
スープは各家庭で作ったものを学校に持ち込む(学校で調理するわけではない)。
『冷めちゃうじゃあないか』と思うでしょ?
大丈夫、大丈夫!
アメリカにはこんなお鍋がある。
Crock Potという電気鍋。
このお鍋、アメリカの家には一家に一個あるものらしい。
(大阪の家にたこ焼き器があるのと同じかもね)
これで作ったスープをお鍋ごと学校に持ち込み、プラグを差し込めば熱々ホカホカのスープになる。
逆に言えば、このお鍋を持っていない人がスープを作っていくのは無理。
そうゆう人は、パンやクラッカーやペーパーナプキンなどを差し入れる。


不出来な息子リオは、先生方に大変なお手数をおかけし、並々ならぬお世話になっている。
この機会に少しでも恩返しせねば・・・。
とは言え、我が家にはcrop potなんて洒落たお鍋はない。

お鍋がないなら、パンしかない!
お友達YさんとKさんと一緒にコスコのパン60個とバターを差し入れた。

当日10時過ぎ、パンを持っていくと・・・
ずらーっと並んだcrop potの行列。
うーん、いい匂い!
それぞれ美味しそうなスープが入っていた。

そして、こちらはスナック類のテーブル。
パンはもちろん、クラッカー、ケーキ、チップスなどなど。


さて、このイベントの告知は、1週間前。
  『Soup Dayをします。
   何か持ってこれる人は連絡してくださーい!』
という内容のメールが来ただけ。
後は何かしようという意思のある人がそれぞれPTA会長に連絡して、何かを持ってくる。
それだけで、これだけのモノが集まるとは・・・、
アメリカ人のボランティア精神と行動力、すごい!!
もう一つ・・・、
学校、先生方と保護者との距離感、アメリカと日本ではかなり違うんだなぁ。

2010年2月11日木曜日

名も無き道の雪かき

前述のスリップで精神的に疲弊した私は、這這の体で(ホウホウのテイで)家に帰り着き、はたと思った。

  (((夜になって気温が下がったら、
    あの道は凍結する!)))

夜になると夫が帰ってくる。
道は凍結している。
車はスリップする。
前にも後ろにも進めない。
夫は私に言う、
  「後ろから車を押せ。」
真っ暗な中、寒さに凍えながら車を押すワタシ。

えーーーー、嫌だよ~!

そうなる前に、手を打たなければ・・・。
打つ手はただ一つ。
あの名も無き道の雪かきをするしかない。

防寒服に身を包み、雪かきシャベルでザックザク。
水気を含んだ雪は、お、お、重~い!!
生まれてこのかた、箸より重いものを持ったことがないのに・・・。
なんでアメリカまで来て、雪の塊なんて持たなきゃいけないの?!
腕が・・・腰が・・・足が・・・悲鳴を上げる。
しかし、今ここで労を惜しんではいけない。
   情けは人のためならず、
   雪かきも人のためならず。
   一日一善は当たり前、
   一日二善を目標に。
   ・・・・・・
2時間半の重労働の末、やっとこさ雪かき終了。
これで、夜空寒空の中で車を押すという苦行からは開放された(はずだ)。
・・・ホッ (-。-) ・・・
雪かき後の名も無き道 ↓↓↓


私は心身ともにズタボロだよ。
座っているのも辛いくらい疲れている。
  『それなら、寝れば?』
って思うでしょ。
私だって寝れるものなら眠りたい。
でも寝れない。
昨日一日ウトウト過ごしたからね、全然眠くないの。
困ったものだ。

車スリップ (@_@;;;

アメリカの・・・というか、ここグリニッチ周辺の道路は、雪が降ると『待ってました!』とばかりにたくさんの除雪車が出動する。
だから雪さえ止めば、ノーマルタイヤの車でも普通に走れる。
(てな訳で、ほとんどの車がノーマルタイヤ、スタッドレスを履いている車の方が珍しい)

ただし、これは一般道(○○Streetとか××Avenueとか名前が付いている道路)に限って言えること。
名も無き道路には除雪車は来ない。

我が家の駐車場に入る裏の道路は、その名も無き道路。
地図にも載っていない道路だから、誰かの私道かもしれない。
持ち主不明。
でも近所の人たちはみんな使っているし、うちの駐車場はそこを通らないと入れないから我が家ももちろん使っている。
みんな使っているけど、除雪車は来ない。
そして誰一人として雪掻きをしようなんて奇特な人もいない。

雪の後、除雪もされていないその道路をどうやって使うのか?
それはね・・・
毎朝一番でそこを通る巨大なRV車(近所の車)が雪を踏み固めてくれるの。
この車は大きいから、30cmくらいの積雪なら物ともしない。
一台通れば、こっちのもの。
後続の車は、そのタイヤ跡をなぞって、そろりそろりと走ればいいわけよ。
去年も今年も、それで何とか乗り切ってきた。

ところが!今日は乗り切れなかった。
用事があってでかけた時のこと。
行きは無事通り抜けに成功したのだが・・・。
帰り道、名も無き道に入って1mのところで、タイヤがスリップした。
こうゆう時は、とにかく止まってはいけない。
軽くアクセルを踏み込むと、
  ウィーーーーーーン
タイヤが空回りして、一歩も前に進めない。
  ((( マズイ )))
しばらく頑張ってみたけど、どうにもならず。
仕方ないから、バックで一般道まで戻り、助走を付けて突進した。
さっきより50cm先まで進んだ。
けど、またスリップ。
またまたバックで一般道まで戻り、さっきより勢いを付けて突進。
さっきよりさらに50cm先まで進み、またまたスリップ。
・・・・・・・・・・・・・
駐車場は目と鼻の先なのに、なかなか辿り着けない。
・・・・・・・・・・・・・
何度か繰り返すうちに、ふと思った。
  (((バックも出来なくなったら、どーしよう?)))
    前にも後ろにも進めない車なんて
    始末の悪い鉄屑だ。
    幸い家は目の前、数メートルの所。
    車を捨てて徒歩で帰ろうか。
    いいや、それはドライバーとして無責任すぎる。
    名も無き道路とはいえ、みんなの道路。
    そこに車を放置し通行妨害をするなんて、
    許されることではない。

いろいろ余計なことを考えていたら、ピカッと妙案が浮かんだ。
そうだ!
家の周りの一般道(←除雪されている)をグルッと回り逆方向から入ってみよう!!
反対側からならスリップしないという保証は何もないけれど、
こんな所で行きつ戻りつしているより余程マシ。
やってみるだけの価値はある。

一般道に戻ってグルッと一周し、反対側からアプローチしたら・・・、
すんなり簡単に駐車場に入れた。
・・・ (-。-;) ホッ・・・
始めから、そうすれば良かった。
あの苦労と焦燥は何だったんだ。

ほとほと疲れた。
 
スリップした道↓↓↓ 
向こう側に見えるのが一般道(助走路)。

2010年2月10日水曜日

大雪でした

今日は朝から晩までずーーーっと雪が降りました。

Middle Schoolはもちろん休校。
リオに
  「嬉しいでしょ?!」
って聞いたら、
  「別に~。」
だって。
でも顔が思いっきりニヤケていた。
素直に『嬉しい』と言えばいいのに・・・。
これも成長の一過程か?

成長の過程と言えば・・・
驚くべきことに、今日は自ら進んで勉強をした。
ただし、たったの10分
たったの10分勉強しただけで、
  「今日はちゃんと勉強した!」
と、偉そうに胸を張って言い切り、残りの時間(つまり一日の大方の時間)をパソコンとゲームに費やしていた。
知恵が付いたと言えばそれまでだが・・・こんな事でいいのか、中学生?

夫の会社も休業。
  「会社は休みでも、仕事はある。」
と朝からパソコンをカシャカシャ、カシャカシャ。
ご苦労様です!

私はと言えば、ソファを陣取りゴロゴロ読書。
・・・をしているはずが、知らないうちに夢うつつ。
本が落ちるバサッという音で正気に返り、
2,3ページ後戻りして読み直し、
読み直しながらまた眠り・・・。

あー、なんて優雅なsnow day!

2010年2月9日火曜日

今夜半から大雪の予報

今夜から明日にかけて大雪の予報が出ている。
本当か?
午後4時現在、雲はあるものの薄日が差していて、大雪の気配はゼロ。

実は先週の金曜日も大雪の予報が出ていた。
私は3日間分の食料品を買い込み、雪に備えたのだが・・・。
雪は一かけらも降らなかった。
肩透かしもいいところ。

『明日もきっと降らない!』
と高をくくり、今日は買出しに行かなかった。
万が一、降ったら・・・その時はその時。
ちょうどいい機会だから、後生大事に貯蔵している(というより買ったまま放置している)冷凍庫の食料品を整理しよう。

その一方で、
『明日は雪!』
  ⇒外出不可
  ⇒読書三昧
    折角だから長編を一気読み!
と考え、やおら長編小説に手を伸ばす私。


雪は降るのか?降らないのか?
それは神のみぞ知る。
さあて、どうなるでしょうね・・・。

2010年2月7日日曜日

pizza ピザ

私が思うにアメリカの国民食と言ったら、
  ハンバーガー、ホットドック、ドーナツそしてピザ
の4つではないだろうか。
今日はそのピザの話。


先日、ピザ屋さんで食事をしていたら、隣に座っているアメリカ人のお姉さんが、
  「○
ピザをお願い。
   チーズ無しでね。」
と注文していた。
ウエイトレスさんは平然とその注文を受ける。
目を丸くしているのは、私一人。

?????私の聞き間違い?????

わざわざ『チーズ無し』と指定するからには、本来チーズがかかっているピザのはず。
そこからチーズを取り除くと・・・
それはもはやピザではないのではないか?
いったいいかなる料理が出てくるのか?
自分のチーズがたっぷりかかったピザにかぶりつきつつ、お隣の料理が出てくるのを待つ。

はたして、お隣のテーブルにやってきたピザは・・・チーズ無しだった。
ピザ生地の上に
トマトソース、その上に野菜とハム類を乗せて焼いてある。
お行儀が悪いと知りつつも、お隣の料理をジロジロ観察してしまった。
ついでに、ピザにかぶりつくお姉さんの顔も・・・。
おいしそうに食べていた。
本人がおいしいと思うなら、それでいいのだが・・・、
私はチーズ入りのピザが好きだなぁ。


また別の日には、ピザ屋さんでこんな光景を目にした。
隣に座っていたのはアメリカ人の親子。
注文したピザ(チーズの乗っている普通のピザ)が運ばれてくると、
母親はおもむろに子供のピザのチーズ部分をベロッとはがし、
ペーパーナプキンの上に乗せて、
ギュッと握り潰す(チーズの油を絞っているのだ)。
当然、チーズは
見るも無残なグジャグジャチーズ団子と化す。
それを元のピザの上に戻し、
  「はい、どうぞ!」
子供は
  「Nooooooo!!
   ボクのピザに触るな!」
と叫ぶ。
母親は、
  「でもねぇ、チーズは身体に悪いから・・・」
とか何とか子供に説明していたけど、子供は聞く耳を持たず。
ピザのお皿を抱え込んで、指一本触れさせないぞという体勢だ。
すったもんだの末、その場は母親が折れる形で収拾した模様(最後までは見ていなかったけど)。

私はつくづくこの子供が可哀想になった。
私だって、あんな
グジャグジャチーズ団子ピザなんて食べたくない。
あんなものを食べるくらいなら、前述のお姉さんの『チーズ無しピザ』の方がまだマシだ。


まあ・・・何をどう食べようと本人の自由なんだけど、そこまでチーズを毛嫌いするのなら、ピザ屋さんになんて入らなければいいのに・・・と私は思う。

2010年2月4日木曜日

ホットプレート

去年の年末、ホットプレートを買った。
ホットプレートを買うに当たり私が出した要望は、
 1.ある程度の大きさがあること
 2.プレート部分の丸洗いができること
 3.安いこと
の3つ。
夫がネット通販を必死に検索し、手に入れたのがこちらの商品。

大きいよ。
どのくらい大きいかというと、キッチンの流しに入らないくらい大きい(流しが小さいってこともあるけど)。
よって、洗う時はホットプレートを斜めに流しに立てかけて、半分ずつ洗わなければいけない。
かなり面倒。

もちろん丸洗いできる。
それも・・・ホントの意味での丸洗い。
日本で使っていたホットプレートは、上の鉄板だけを取り外して洗っていた。
このホットプレートはね、鉄板が取り外せない。
んじゃ、どうするか?
下についている電熱線部分もろとも丸洗いする。
いうなれば、
内釜が取り外せない炊飯器を丸ごと(本体も一緒に)ジャボジャボ洗ってしまうのと同じなわけよ。
それを知ったときの私の驚き、わかってもらえるかなぁ。
初めて洗ったときは
  ・・・こんな事して一発で故障したらシャレにならない・・・
と思いながら、恐る恐るチョロチョロ水をかけてた。
しかし回数を重ねるごとにだんだん大胆になり、今では普通のお鍋を洗う時と同様、ゴシゴシジャバジャバ洗っている。
慣れとは恐ろしいものだ。

お値段$50弱。
安い!

このホットプレート、焼肉、お好み焼きなどいろいろ使えてとっても便利!

中でもリオが気に入っているのが、朝食のホットケーキ。
目の前でホットケーキを焼きながら食べる。
温度調節が出来るから、失敗もなし。
甘~い匂いが家中に広がって朝から幸せ気分♪
♪。
(後片付けは大変なんだけどネ -_-;)

しかーし!
ちょっと目を離すと・・・
寝ている (-。-)zzz。
甘い匂いも食欲も、睡魔には勝てないらしい。

2010年2月3日水曜日

豆まき


今日は節分だったのね。
あと1時間で明日(4日)になる今頃になって思い出した。

日本にいるときは、近所の子達を呼んで一緒に『一部屋限定大豆まき大会』をやっていた。
家中に豆をバラ巻かれると、掃除が大変だから『一部屋限定』。
8畳の和室に子供たちを詰め込んで、ぴっちりドアを閉め、
  「あとは、お好きにどーぞ!」

和室から聞こえてくるのは、
  「ぎゃあ~~~!!」
という悲鳴やら
  「痛いッ!!」
という叫び声。
いったい中で何が起きていたのか・・・私には知る由もない。
恐ろしくて、ドアを開けられなかったから。
聞こえてきた声から察するに、かなり激しい闘争が繰り広げられていたと思われます。

戦いが終わると、みんなで恵方巻きを食べて解散。

懐かしいなぁ。

今年は・・・
一人小さな声で
  「鬼は外、福は内」
と言って終わりにします。
(リオとブウはすでに夢の中、夫は日本出張中、ドリは寮です)

朝起きると…雪

私は毎朝5:30に起きる。
外は真っ暗。
いつもはわき目も降らず大急ぎでキッチンに向かい、お弁当と朝食の準備に取り掛かる。
今日は虫の知らせなのか何なのか、チラッと外の様子を見た(いつもは外を見る余裕もない)。

ゲゲゲ・・・、一面真っ白、雪が積もっている!

こうなると、お弁当作りより先にやるべきことがある。
中学校は通常通りか?始業が遅れるのか?お休みか?
もしお休みなら、もう一度ヌクヌクとした布団に潜り込み、あと一眠りできる (^o^)ニッ。
期待感いっぱいでパソコンを開き、学校のHPをチェック。

    『始業1時間遅れ』

あーあ、たった1時間じゃあ、寝るに寝れない。
そのまま起きて、のんびりお弁当を作ることにした。
残念!

私以上に残念がったのがリオ。
  「なかなかsnow dayにならない。」
と嘆いている。
そう言えば、今年はまだsnow dayのお休みがないなぁ。

そうなんです!
今年は寒いのだけれど、去年よりずっと雪が少ない。
おかげで、とっても楽。
  『寒くてもいい、雪さえ降らなければ…』
そんな気分の今日この頃。

今日の我が家 ↓。
雪の中にたたずむ小さな家って感じでしょ?!
こうして見ると、カワイイんだけどね・・・中は築年数相応にガタガタ (;_;)。

2010年2月2日火曜日

百人一首大会

補習校のいいところ・・・
日本の文化に触れる機会があるところ。

先週の土曜日、補習校で毎年恒例の百人一首大会があった。
中等部、高等部全員と初等部さんの一部が学校内の
カフェテリアに集合。
始めのうち先生が
  『花の色は~移りにけりな いたづらに~
   わが身世にふる ながめせしまに~』

と、朗々と和歌独特の節回しで歌う度、キャハハハと笑い声が起きていた。
(確かに・・・初めて聞く和歌の節回しは面白いもんね)
でも、だんだん笑い声は小さくなり・・・後半はかなりの真剣勝負になっていた(ように見える)。

リオも百人一首を数首覚えてこの大会に臨み、十数枚の札を取れたとか。
順位はあえて聞かなかったが、リオにしては上出来。
ご立派、ご立派!
  (ちなみに1位の子は60枚くらい取ってました。
   上を見たらキリがない。
   下を見たら・・・・・・・・
   誰もいなかったりして。
   ホントのところは分かりません。
   『知らぬが仏』です。)

子供たちがカルタ遊びに興じている間、私たち(ボランティアさんと役員)はせっせとお餅作り。
借りてきた餅つき機5台をフル稼働させ、80人分のお餅をついた。
今年は、きな粉、のり、あんこの3種類。
どう? 壮観な眺めでしょ?!
お餅を丸めたり、きな粉をつけたり・・・中腰状態での作業は腰が痛くなって大変だったけど、子供たちや先生方に

  「おいしかった!」

  「ありがとう!」
と言ってもらえて、すごく嬉しかった。
腰の痛みも
疲れも吹っ飛びましたぁ!

家に帰った途端、痛みも疲れもぶり返したけどネ (^_^;)。
((( 晩ゴハンは作れないよ! )))

2010年2月1日月曜日

突然のEarly Dismissal(半日)

今日は朝からお出かけ。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、帰宅が午後4時30分になってしまった。
リオが学校から帰ってくるのが3時・・・ちょっと遅くなり過ぎたかなぁ。
少々反省しつつ、玄関のドアを開けた。
  「ただいま~!」

中から出てきたリオの顔を見て、一瞬ひるんだ。
えらく機嫌が悪い。

でもさぁ、こんな事もあろうかと、
  朝ちゃんと「遅くなるかも…」と言っておいたし、
  鍵も持たせたし、
  リオも中学生だし、
  どーせパソコンで遊び呆けていたんだろうし、
  ・・・・・
そんなに怒ることないじゃん。
確かに遅くなったのは悪いけど。

リオ「何時間、待っていたと思っているの?」
私 「1時間半」
リオ「4時間だよッ!!」
私 「エーーーッ?
    そんなバカな。
    なぜなの?
    まさか・・・半日だったの?!」
コクリと肯くリオ。

((( 知らなかった )))

ごめん、ごめん、ごめん、・・・ごめーん!
何度謝っても、リオの機嫌は直らず。

ところで、なんで今日は半日だったの???
ふてくされるリオから聞き出すのは不可能だから、自分で行事予定表を確認してみた。
が、何も書いていない。 
半日なんて、どこにも書いていない。
再度リオに確認する。
  「今日、半日だったんだよね?」
肯くリオ。
納得できない私。

最後の手段、学校のHPを見てみたら、ようやく真相が明らかになった。
そこには
  『学校の暖房システムが故障したため、
   今日は急遽、半日授業にします。』
といった内容のことが書かれていた。
なんだぁ、私が『半日』を見落としていたわけじゃあないんだ。
不慮の事故によって、急に半日になっただけなのだ。

だったらリオが私を怒るのは筋違いってものだ。
悪いのは私じゃあなくて、突然故障した暖房システム。
恨むなら暖房システムを恨みなさい。
↑↑↑ と、リオに話したんだけどね、こんな理屈はリオには通用せず。
機嫌は最低最悪のまま。

かくなる上は、コレしかないでしょ。
晩ゴハンは焼肉!
デザートはリンゴ!
晩ゴハンを食べ終わる頃には、すっかりいつものリオに戻っていた。
まだまだ単純ですな。


それにしても・・・
暖房システムが壊れたからって、突然、半日にしてしまうっていうのは、いかがなものか?
リオはたまたま鍵を持っていたから事なきを得たが、中には路頭に迷った子もいるいるのではないかと思う。
だってね、学校から『半日』の電話連絡があったのが12:22(留守電が入っていた)。
下校時刻は12:35。
連絡から下校までたったの13分しかなかったのだ。
こんなんじゃあ、おちおち出かけてもいられない。
ねぇ?