福島県郡山市で下水処理された汚泥から通常の1300倍の放射性セシウムが検出されたという(5月1日)。
そして、その一部がセメントとして流通しているとか。
汚泥がセメントに???
初耳だったので調べてみると・・・本当でした。
セメントの材料は石灰石、ケイ石、粘土類、石膏など。
この粘土類の代わりに汚泥が使われるそうです。
詳しくは『下水汚泥のセメント原料化』 ↓↓
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kn/tkn/kgs/homepage/gesui/myweb1_003.htm
このサイトによると、1000℃を越す高温で処理をするため、猛毒ダイオキシンの発生も抑えられるとか。
ダイオキシンは抑えられても、放射性物質は抑えられない。
それはそうだ、核燃料っていうのは自分自身が2000℃をこえる高温を発するものだし、そもそも高温処理で消えるような代物ではない・・・厄介なヤツ。
今回、流通したセメントに含まれるセシウムの半減期は30年。
セメントからずーっと放射線が発し続けられるなんて、恐ろしい。
早いところ流通経路が解明され、回収廃棄されることを願うばかりです。
放射能、いろいろな方面に影響が出ていますね。
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