2011年5月5日木曜日

インターナショナル・ナイト International Night

昨晩、リオのMiddle Schoolで『インターナショナル・ナイト』があった。
各家庭からお国自慢の料理を持ち寄り、学校でみんなで食べるというイベント。
多民族国家アメリカならではですな。
日本でやっても日本料理ばかりだろうけれど、アメリカだと中南米料理、ヨーロッパ料理、アジア料理、いろいろ集まって面白い。

参加する家庭は参加人数や料理名、料理に入っている原材料などを書いた申込用紙を事前に学校に提出する。
もちろん私も書きましたよ。
で、リオに渡した。
これが数日前のこと。


さて、昨晩、料理の準備も全て終わり、
  「インターナショナル・ナイトに行くよ~!」
とリオに声を掛けたら、
  「えっ?!行けないよ。」
と思いがけない返事が返ってきた。

ハッ?! 何故?!

リオの言い草はこうだった。
  インターナショナル・ナイトの申込用紙をリオに渡したとき、
  リオは「行きたくない」と言った。
  そうしたら私が「じゃあ、いいよ!」と言った。
  だから申込用紙は提出しなかった。
  申し込みをしていないのだから、参加はできない。

えええーーーッ?!
そんな事になっているなんて、知らなかった!

私は自分が「じゃあ、いいよ!」なんて言った覚えはない。
覚えていないけど、もしかしたら頭に来て口走ったのかもしれない。
リオは、いっつも聞いて欲しいことは聞いていない。
だけど聞こえなくていいことは聞こえるんだ。
うんざりするほど都合のいい耳。

百歩譲って私がそう口走ったから、行かないことにしたとしよう。
んじゃ、私が苦労して書いた申込用紙はどこに行ったんだ?
私は返してもらっていないぞ。
・・・用紙は部屋の片隅に丸めて放置されていた。
がーん、私は電子辞書と首っ引きで書いたのにさ。

ところで、作ってしまった料理はどうなる?
家族3人で食べきれる量じゃあないぞ。
うーん・・・仕方ない、料理だけでも学校に持っていくとするか。
リオは、それすらも止めろと言った。
用紙を出していないのだから、料理は持っていってはいけないのだと。

えーい、うるさい!!

止めるリオを家に残し、学校に行った私。
ちょうどESLの先生Ms. Oslerがいたので、
  「用紙を出していないけど料理だけ持ってきました。」
って言ったら、喜んで受け取ってくれた。
さらに、
  「気にしないで、食べていって。」
とも。
 
ありがとうございます!!

けど、家にリオを残してきちゃったから長居するわけにもいかず・・・。
美味しそうな匂いだけを嗅いで、すごすごと帰宅した。
晩ゴハンはインターナショナル・ナイトで済ませようと目論んでいたのに、リオ君のおかげで目論みはみごとにハズレた。

反抗期の息子、本当にいろいろやってくれます。

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