私の常識では、スーパーで他人の買い物カゴの中身を覗き込むなんていうのは『不躾なこと』なのですが、ここアメリカでは『普通のこと』のようです。
私がボケボケしているからかなぁ・・・
よくやられるんですよ、私。
私の買い物カゴの中身をジーッと覗き込んで、
おもむろに・・・
「私もこれ好きよ!」
と言われたり、
「これより、あっちの方がおいしいわよ。」
と教えてもらったり
(人には好みというものがあると思うんだけど・・・)、
「これ、どこにあったの?」
と聞かれたり
(口で説明できないから、売り場まで連れて行かないといけないじゃん)、
・・・・・・・・・・・
初めはギョッとしたけれど、慣れました。
これは失礼でも何でもないんだと自分に言い聞かせました。
今日スーパーで会ったオバチャンもすごかった。
私の買い物カゴの中身をジーッと見ていると思ったら、
「見せて!」
と言うなり、ニョキッと手を伸ばして、カゴの中から勝手に商品を取り出した。
(私、「いいよ」なんて一言も言ってないのに)
・・・エッ?エッ?エッ?・・・
何が起きたの?
目、テンの私 (・・?)。
しばし商品を見入った後、オバチャンはこう言った。
"Nice!"
さらに、
「何に使うの?」
と聞いてくる。
何って・・・
「サラダとかピクルスとか・・・。」
そしたら、もう一度、
"Nice!"
と言って、商品を買い物カゴの中に戻してくれた。
そして、そのままバイバイ。
呆然・・・びっくりしたぁ!
オバチャンの興味をそそった商品はコチラ、
ミニ・キューカンバ(小さめのきゅうり)。
アメリカのスーパーで普通に売っている野菜です。
本物のキューカンバは大きくて大味でおいしくないので、私はもっぱらこのミニ・キューカンバを愛用してます。
サラダにしたり、ピクルスにしたり。
ピクルス・・・
オバチャンはきっとサンドウィッチに添えてある酢漬けのピクルスを想像しただろうなぁ。
実は違うの。
私が意味したのは、ピクルス=漬物、つまり・・・きゅうりの浅漬け!
白いゴハンにきゅうりの浅漬け、暑い夏には最高だよね。
でも、こうゆう感覚、味覚はアメリカ人には理解してもらえないだろうから、あえて言及しなかった。
下手に余計なことを言うと、ドツボにはまるしね(英語力の問題で)。
これこれ!
うん、おいし~い!!!
日本人でよかった。
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