ドリが質問してきた。
「和洋折衷の折って何?」
はい???
質問の意図するところが分からん。
しばし質問の意味を吟味する。
まさか、まさかッ・・・!
「ねえ、まさかとは思うけど・・・
和洋折衷の
和は和食、
洋は洋食、
中は中華、
そうしたら、折はどこの国の料理なんだ?
なんて考えていないよね?!」
と聞いたら、にっこり笑って、
「そうだけど。」
と答える。
私・・・しばし呆然。
笑っている場合ではないぞ!
ここは恥じ入る場面だ。
「セッチュウのチュウは『中』ではなくて『衷』。
当然、中華という意味ではない。
折衷っていうのは、いろんなモノから
良いとこ取りをして1つにまとめること。
つまり和洋折衷とは和と洋の良いところを
ほどよくミックスするという意味だよ。
ほら、『折衷案』って言葉があるじゃん。」
ドリは折衷案という言葉さえ知らなかった。
聞いたこともないと言う。
信じられん。
頭を抱える私をよそに、ゲラゲラ笑いながら
「ぜーーーんぜん知らなかったぁ。」
と言ってのけるドリ。
これが幼稚園児の話ならカワイイ笑い話になるんだけどね、高校生が言うと単なるバカ話にしかならない。
どーしたらいいのでしょう、我が愚娘。
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