2011年3月5日土曜日

和洋折衷って???

ドリが質問してきた。
  「和洋折衷の折って何?」

はい???
質問の意図するところが分からん。
しばし質問の意味を吟味する。
まさか、まさかッ・・・!
  「ねえ、まさかとは思うけど・・・
   和洋折衷の
     和は和食、
     洋は洋食、
     中は中華、
     そうしたら、折はどこの国の料理なんだ?
   なんて考えていないよね?!」
と聞いたら、にっこり笑って、
  「そうだけど。」
と答える。

私・・・しばし呆然。

笑っている場合ではないぞ!
ここは恥じ入る場面だ。
  「セッチュウのチュウは『中』ではなくて『衷』。
   当然、中華という意味ではない。
   折衷っていうのは、いろんなモノから
   良いとこ取りをして1つにまとめること。
   つまり和洋折衷とは和と洋の良いところを
   ほどよくミックスするという意味だよ。
   ほら、『折衷案』って言葉があるじゃん。」

ドリは折衷案という言葉さえ知らなかった。
聞いたこともないと言う。
信じられん。

頭を抱える私をよそに、ゲラゲラ笑いながら
  「ぜーーーんぜん知らなかったぁ。」
と言ってのけるドリ。

これが幼稚園児の話ならカワイイ笑い話になるんだけどね、高校生が言うと単なるバカ話にしかならない。
どーしたらいいのでしょう、我が愚娘。

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