2011年3月18日金曜日

退避エリア

アメリカの震災関連ニュースは、福島原発の危険性一色に染まっています。
かなりの危機感をもって状況を見守っているように思えます。

そんな中で出されたアメリカ人の80km圏外退避勧告。
日本はたった20kmなのに・・・。
枝野官房長官は、
  「各国の自国民保護のためにより保守的な判断をされるのは、

   昨日申し上げた通り、それぞれの政府の当局の立場としては、
   私が逆の立場だったことを考えれば、
   ある意味で当然のことだと思う。
と言っている。
これが意味するところは、もしも海外で同様の事態が起きたら、日本人に80km圏外退避勧告をするってことだよね。
なんで海外なら80kmで国内なら30kmなんだ?
理解できない。

また、
  「一方で、この間の退避等についての指示は、
   放射線量のモニタリングの結果や現場の状況等をふまえ、
   現時点のものとしては適切なものと考えている。
   ただ、これはもちろん、状況に応じて、
   しっかりと常に様々なデータや状況を監視をして、
   専門家の皆さんのご意見をふまえ対応してい くものだと
   思っている。」

とも言っている。

今回の原発事故は・・・

  想定外の大きさの地震が起き、
  想定外の大きさの津波が襲って来た。
  その結果、
  原発が想定外のダメージを受け、
  二重三重に張り巡らされていたはずの
  安全装置が使い物にならなくなった。
ことが原因で起きたわけです。

ここまで想定外が重なっているのに・・・、
未だに『現状のデータで大丈夫だから適切だ』と何故言えるのか?

想定外
の事故が起きる可能性も十分あるのではないか?

枝野官房長官の理屈・・・
こんな理屈、誰が納得するッ?!
少なくとも私は納得できない!!!
何かが起きてから「想定外でした」なんて寝ぼけたこと言ったら、ただじゃおかないよ。

どうにかして、原発の近くにいる人を避難させてください。
できるだけ遠くに・・・。
徐々にガソリンも供給され始めていると聞いています。
バスは動かないの?
全国の観光バスが結集すれば、なんとかなるのでは?

本当に気の毒過ぎます。




枝野官房長官、イギリスでは政界のジャック・バウアーと称されているそうです。 不眠不休でよく頑張っていると・・・確かに・・・私もそう思います。
願わくは、もう少し踏み込んだ英断を!

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