福島県が世帯当たり5万円の義援金の配分を決めたという。
一人当たりじゃなくて、世帯あたり・・・。
こう言っては何だけど、5万円じゃあ当座の生活費の足しにしかならない。
生活の再建なんて夢のまた夢。
今回の支給は6万5000世帯が対象だという。
単純計算してみたら、
5万円 × 6万5000世帯 = 32億5000万円
32億円といったらすごい大金なのに、世帯当たりに配分すると、5万円にしかならないのか・・・。
しょんぼり。
いったい、いくらあったら被災者のみなさんが以前の生活を取り戻せるんだ?!
もっともっとお金を集めないと・・・。
そんな時に飛び込んできたのが
『ソフトバンクの孫社長が個人で100億円寄付する』
という太っ腹な話!
この話を聞いて、私がまず思ったのは・・・非常に単純に・・・
『孫社長って、そんなにいっぱいお金を持っているんだぁ』
ってこと。
億万長者100人分だよ。
びっくりした。
次に思ったのは・・・また単純に・・・
『立派な人だなぁ』
ってこと。
孫社長は途方もない大金持ちだと思うよ。
そんな孫社長にとっても100億円といったら、そこそこの大金だと思う(私たち一般庶民にとっての10万円くらい?)。
それをポンと被災地、被災者のために出すんだから、たいしたものだと思う。
その次に思ったのは・・・またまた単純に・・・
『帰国した暁には絶対ソフトバンクの携帯を買う!』
ってこと。
私みたいに単純な人、結構いるかも。
広告効果絶大だね。
そのまた次に思ったのは・・・またまたまたまた単純に・・・
『世の中には他にも大金持ちがいるはずだ』
ってこと。
サラリーマンの生涯年収が2億円とか3億円とか言われている昨今。
それだけあれば、何とか死ぬまで生活できるのよ。
そしたら、その10倍の30億円くらい持っていれば、人も羨む悠々自適な生活ができるよね。
ってことはだよ、この際、30億円を超える財産は寄付したっていいんじゃない?
これって貧乏人の論理かしら?
お金持ちにはお金持ちの論理があるのかしら?
いくらあっても足りないとか・・・。
お金持ちになったことがないから、わからない。
私はね、寄付というのは自分の生活を犠牲にしてまでやるものではないと思っている(当然だよね)。
ただね、こうも思うの。
『日本の復興なくして、個人の幸せはあり得ない』
ボロボロになった国の中で、一人お金を持っていて、何が楽しい?
今は、
みんなで出せるものを出し合って、
力を合わせて、
踏ん張るしかないでしょ。
被災地を国を建て直すしかないでしょ。
孫社長の100億円から、いろいろ考えてしまいました。
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