原子炉からの放射能漏れを防ぐために設けられた5つの障壁のこと。
具体的には・・・
① 燃料ペレット
ウラン燃料を陶磁器(とうじき)のように固くやきかためたもので、
大部分の放射性物質はこの中に閉じこめられている。
② 燃料被覆管
ジルコニウムという特殊な合金製の管で、ペレットの外へもれた
気体の放射性物質を外へ出さないようにしている。
③ 原子炉圧力容器
厚さ16センチメートルある低合金製。
燃料棒からのほんのわずかな放射性物質も、
もらさないようになっている。
④ 原子炉格納容器
厚さ約38ミリの鋼鉄製の巨大な容器で、
おもな原子炉の機器を包みこんでいる。
⑤ 原子炉建屋
建物全体が厚さ1メートル以上の頑丈なコンクリートの
壁でできている。
(以上 TEPCO東京電力/電気・電力辞典より抜粋)
んじゃ、現状、この五重の壁はどの程度機能しているのだろうか?
毎日新聞が分かりやすくまとめていたので、ちょいと拝借して・・・
1号機は壁1枚残すのみ。
2号機、3号機は全ての壁に破損の可能性あり。
東電自慢の『多重防護』は、あえなく崩壊した。
東電の見積もりの甘さ。
保安院の監督の甘さ。
原子力委員会の指導の甘さ。
みんな考えが甘かったんだよ。
みんなが悪いんだから、みんなで力を合わせて対応してくれ!
バラバラに動いている場合ではありませんぞ!!
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