2011年11月15日火曜日

アメリカの数学問題集

ドリが
  「きっと好きだと思うよ。」
と1冊の本を紹介してくれました。
  うん! 好き!!
話を聞いた瞬間、Amazonで発注しました。

それから、まだかな、まだかな・・・と待ち焦がれていた本がようやく到着!

The Contest Problem Book
アメリカの高校生が受ける数学コンテスト(AMC:American Mathematical Competitions)の過去問題集です。
まだチラッとしか見ていないので、内容については何ともいえません。
が、前書きに面白いことが書いてありました。

このテスト、マークシート方式です。
全25問(毎年問題数は変わらない)で1問6点の150点満点。
ここまではいいのですが、誤答の採点方法が面白い。
  書いた答えが間違っていたら0点。
  白答(何も書かない)だったら、1.5点!!!
つまりね、『分からないからといって適当な答えを書くなよ!』ってことなんです。
マークシート方式の場合、わからないときは勘頼り。
当たってたらラッキー!とばかりに、適当に番号を選んじゃうものなんだけど、このテストの場合は通用しません。
たとえば、1問も解けなかった場合・・・
  適当に答えを選んで不幸にも全問不正解だったら0点
  正直に全問空欄にしておけば1.5×25=37.5点!
となるわけです。

考え方はわかったのに計算ミスで誤答してしまった子より空欄の子の方が得点が上という事も起き得ます。
かわいそうな気もするけれど、正確さが求められるテストと考えれば、この採点方法でいいのかも・・・。


自分の勘を信じて6点を狙うか?
地道に1.5点を獲得するか?
これは一種の賭けですな。
もちろん、ちゃんと解ければ、そんな賭けしなくていいんですけどね・・・。


大昔に受けた共通一次試験(今のセンター試験)がこんな採点方法でなくてよかった (-。-)ホッ
コロコロ鉛筆転がして答えた問題、いっぱいあったし・・・鉛筆転がしで答えた問題、ほぼ全滅だったし・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿